重要:電話再診の終了について
2023.07.12
こんにちは。はまさきクリニック院長です。
今回は、「電話で処方が出せるのは7月末までなんですよ」という大切なお知らせです。
昨年12月に開院して以来、定期診療をされている方で電話での診察が可能と判断した場合には、電話で病状を伺って再診をおこなっていました。いわゆる「お薬がなくなっちゃうんだけど、どうしても受診できなくて…」というあれです。
これは「新型コロナウイルス感染症にかかわる診療報酬上の臨時的な取り扱いの特例措置」によって可能な対応でした。そう、「特例」だったのです。この特例措置は令和5年7月31日をもって終了すると、このたび厚生労働省より通達がありました。これはうちだけじゃなくて、どの医療機関も同様です。
コロナ以前は対面での診察による処方が絶対で、電話で処方出すなんてとんでもない!という時代がありました。じゃあオンライン診療にすればいいじゃん?と思われるかもしれません。しかしオンラインで診察するには、お互い同時刻に、示し合わせてセーノでネットにつながる必要があります。薬局さんも同様です。処方は?会計は?アプリ導入?手数料いるの?など患者さんにも余計な負担をかけてしまいます。なにより自分たちがついていけていません。
現在、当院の患者さんでなかなか頻回の受診が難しい方には2ヶ月処方とかで対応しているんです。それがオンラインとかになったら、4ヶ月!? 年に3回しか会えなかったら顔を忘れられちゃうじゃん、と思っているのでうちではまだオンライン診療の導入予定はないのです(そうか、画面を通して顔は見られるな)。でもですね、特に関節リウマチ診療は、検査値だけでなく実際に関節を触ることで得られる情報がとても多いのです。
というわけで、電話再診による処方箋発行は令和5年7月31日をもって終了とさせていただきます。8月1日から処方箋発行については、従来どおり対面での外来受診していただきますようご理解とご協力をお願いいたします。