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帯状疱疹ワクチン定期接種のこと
2025.09.15
こんにちは。はまさきクリニック院長です。
帯状疱疹ワクチンが今年4月から高齢者を対象に定期接種になってます。
対象は今年度 65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になられる方です。
詳しくはこちらを参照してください。
県内は18市町村全てが65歳以上の高齢者を対象とする定期接種に対し費用を助成しています。
自己負担額は市町村によって異なるので注意が必要です。
接種できるワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチン(シングリックス)があります。
生ワクチンは1回で済みますしお値段も安いです。
一方で不活化ワクチンは2回接種する必要があります。
生ワクチンと不活化ワクチンでどう違うのか、ということについてはまた改めて。
通常、生ワクチンは1回8000円程度、不活化ワクチンは1回約22000円で計2回費用がかかります。
定期接種では、生ワクチンは3000円前後、不活化ワクチンは1回6500~9000円としている自治体が多いようです。
今回の定期接種対象者以外にも、大分県内では 別府市、中津市、臼杵市、竹田市、豊後高田市、杵築市、宇佐市、国東市、日出町、姫島村の10市町村が「50歳以上の人」を対象に接種費用を助成する独自の制度を設けています。該当する自治体にお住まいで、接種を希望される50歳以上の方は保健所まで問い合わせてみてください。

帯状疱疹ってのは、昔やってきた水ぼうそうのウイルスが
神経の根っこに潜んで、獲物を狙ってるようなものです。
体調をくずして免疫が少し揺らいだそのときを逃さず、
記憶の底から這い出すように痛みとなって襲ってきます。
皮膚症状が治ってもなお、痛みが続くこともあります。
でも幸いなことに、今では優れたワクチンがあります。
注射を打つのが好きな人はいないけど、
そのあとの「何も起こらない日々」は有り難いものです。
健康であるための決断って地味で、目立たないものです。
2年前に僕がワクチン接種したときの様子はこちら
今日は敬老の日。
80歳までに3人に1人がかかるといわれる帯状疱疹について
もっと詳しくお知りになりたい方はご相談ください。