キャッチアップ接種とは
2024.08.25
週末があっという間だなーと毎週実感してる院長です。
もうすぐ夏休みも終わり、二学期がはじまりますね。
月に2回はブログ書こう、なんて考えてましたけど…。
先日、子宮頚がんワクチンの院内勉強会をしたので、
そのことについてお話します。
いま子宮頚がんワクチンが公費接種なのはご存じですか?
1997年4月以降に生まれ、現時点で27歳までの女性は
キャッチアップ接種といって公費接種の対象になってます。
このキャッチアップの期限が『来年3月末まで』なんです。
小学校6年生から高校1年生相当までは定期接種対象です。
なんだ、来年の3月まででしょ?まだまだ…と思うなかれ。
ワクチンは1回だけでなく、15歳以降の場合3回接種します。
3回のワクチン接種が完了するには「6ヶ月」を要するので
実際には今年の9月末までに開始しないと間に合いません。
大切なことなので、もう一度いいますね。
小学校6年生から高校1年生相当までは定期接種対象です。
でも今年の高校1年生に次のキャッチアップはありません。
今年の「9月末まで」に1回目を接種開始しておかないと
来年3月末までに3回の接種が完了してしまわないのです。
公費から外れると1回3万円程度の接種費用がかかります。
1回3万円だと3回完了するにはそれなりの金額ですからね。
6ヶ月で3回打てずに、残りが自費なんてもったいない。
海外では男子にもワクチン接種している国もありますが、
日本では現在のところ、公費負担は女子に限定されてます。
すでに二学期に突入している学校もあるかと思います。
二学期でバタバタしてたらあっという間に年末です。
ということで、女子高生がご家庭にいるお父さんお母さん
早めのワクチン接種をおすすめしてあげてください。
ちなみに8月5日のFM大分ハイカラ食堂に
当院の副院長が出演してワクチンについてお話しました。
ワクチン接種を希望される方は、お電話でご予約願います。